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コーヒーのブレンドを楽しむ

 ブレンドは酸性の豆や苦味の豆などを配合することによって、より一段と香りや深み、広がりなど、一種類ではなかった味を作ることを目的としています。
 また、家庭ではたくさん買いすぎてしまった豆などをアレンジして楽しむこともできます。そして、ブレンド珈琲は、毎日飲んでも飽きのこない珈琲だと思います。味にブレンドという幅があるため、同じブレンドをしても、今日はちょっと苦味が強いなとか、今日は甘いななど、微妙な違いが生れてくるからです。
 武蔵野珈琲店では季節や豆の状態により、ブレンドの配合を微妙に変えています。何十年コーヒーに携わっていても、100%思い通りにならないところもまた、コーヒーの魅力ではないでしょうか。

コーヒーのブレンド

 ブレンドは2種類の豆、3種類4種類の豆というように何種類かの豆をブレンドします。
 ブレンドをする際の基本的な考え方は
@相反する性格の豆をブレンドする
 酸性の豆と酸性の豆、苦味と苦味というようにはブレンドしません。
Aブレンドの比率は、なるべく均等にならないようにする
 3:3:3といった、均等な配合比にするとただただ平凡な味になってしまうことが多くなります。
Bベースにする豆には高級品を使用する
 単品で飲んでも美味しい豆というのが、基本です。高級品をベースに、多少変化を持たせるために工夫していくわけです。
 とくにBは自分の究極の珈琲を目指すときには重要になってきます。

電動のミルで挽いた場合と手挽きのミルでも、味が異なってきます
電動ミルで挽いた場合と手挽きミルでも、味が異なってきます

 武蔵野珈琲店で使用している豆で、おおまかな豆の特徴を表現すると左の図のようになります。
 個々の豆の性格を頭に入れて、マンデリンの苦味にモカマタリのコクをプラスして、少し柔らかい酸味と香りをつけるためにコロンビアを入れようなどと、考えるわけです。
 しかし、豆によってはブレンドしたときに強く出る豆、弱い豆とありますので、なかなか頭で考えたような味として出てきません。悩みながら、ブレンドの割合を加減して楽しんでください。

じっくりと豆を膨らませることによって、それぞれの豆の特徴を最大限に引き出すことができます
じっくりと豆を膨らませることによって、個々の豆の特徴を最大限に引き出すことができます

 次に、オーソドックスなブレンド例をあげてみたいと思います。
【コロンビア5・サントスニブラ5】
 5:5と均一なブレンドですが、味の基本のようなブレンドです。他のブレンドと同じグラム数で淹れた珈琲でも柔らかい酸味の軽い味になります。そして、このブレンドの味をベースにして、マンデリンを足したり、モカマタリを足したりすることでさらに深みのある味になっていきます。
【マンデリン4・モカマタリ4・サントスニブラ2】
 マンデリンの苦味とモカマタリの酸味とコクが混ざり独特の風味を醸し出すブレンドです。
【マンデリン4・モカマタリ4・ブルーマウンテン2】
 ブルーマウンテンを使った贅沢なブレンドですが、文句の付けようのない味です。苦味と酸味にブルーマウンテンの甘さが出て、高級な品のある味といえます。

【コーヒーのブレンド Photo Guide】
【モカ 中煎り】酸性の豆で、香りとコク、それに甘味も併せ持った魅力的な豆です 【キリマンジャロ 浅煎り】酸味の強い豆です。ブレンドの難しい豆といえます
【モカ 中煎り】酸性の豆で、香りとコク、それに甘味も併せ持った魅力的な豆です 【キリマンジャロ 浅煎り】酸味の強い豆です。ブレンドの難しい豆といえます
【コロンビア 中煎り】酸性の豆です。香りとコク、甘味のある豆です 【ブラジル 深煎り】香りに特徴のある豆で、ブレンドしやすい豆です
【コロンビア 中煎り】酸性の豆です。香りとコク、甘味のある豆です 【ブラジル 深煎り】香りに特徴のある豆で、ブレンドしやすい豆です
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珈琲豆は焙煎の具合や豆の保存方法などによっても性格が変わってきます。余談になりますが、コロンビアとサントスニブラをそれぞれ単品で淹れて混ぜ合わせても、豆でブレンドした味と同じにはなりません。試してみてください

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