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井の頭公園で一番早く咲くサクラ

 サクラの名所として知られている井の頭公園には、約500本のサクラの樹があります。ちなみに梅は梅園に約90本と少なめになります。
 池の周辺に枝を水面まで垂らした大きなサクラの木が何本もあり、お花見のシーズンには、場所取りもそうですがボート乗り場も混雑します。少し風が吹くと、桜吹雪の中をボートが進むようになり家族連れでサクラを楽しむにもピッタリです。
 マルイの横の通りを井の頭公園へ進むとコンビニの前の2階にある武蔵野珈琲店で、この時期話題になるのが店では通称「ロバート桜」と呼ばれている1本のサクラの樹です。井の頭公園で一番早く咲くサクラとして、毎年開花を楽しみにしています。

一番早く咲く「ロバート桜」

 時間のあるときには井の頭公園のウオッチングをしている武蔵野珈琲店のマスターが、ある時よく店に来ていたロバートさんという外国人に聞きました。
 「ロバートさん、一番早く咲く梅の木がどこにあるかご存知ですか?」。
 ロバートさんは「知りませーん。マスター、どこの梅の木ですか?」と答えたので、「弁財天のある近くの茶店の上を登って行くと、小さな梅の木があります。薄いピンク色の花を付ける木ですが、その樹が一番早いと思いますよ。日当たりのいいせいだと思います」と、答えました。

一番早く咲く小さな梅の木は、梅林の上の方にあります。写真に写っている、紅梅よりさらに上の方にあり、もっと薄いピンク色です
一番早く咲く小さな梅の木は、梅林の上の方にあります。写真に写っている、紅梅よりさらに上の方にあり、もっと薄いピンク色です

 ちょっぴり得意になって答えたマスターに、こんどはロバートさんが尋ねました。
 「それでは、マスターは一番早く花の咲くサクラを知ってますか?」。
 サクラの樹の事はチェックしていなかったマスターが、「えっ、どの木ですか」と聞き返すと、今度はロバートさんがちょっぴり得意そうに「マスターの言った、弁財天の近くの茶店の前の方にあるサクラの木が早いですよ。日当たりもいいし噴水の水がかかるんでそのせいだと思います」。

「ロバート桜」は根元近くで、幹が2つに分かれています。風格のある大きな木です
「ロバート桜」は根元近くで、幹が2つに分かれています。風格のある大きな木です

 なるほど、たしかに言われてみて毎年気にしていると、茶店の前の水面に大きく枝の張り出したサクラの木の開花が一番早いようです。
 それ以後、このサクラの木は、ロバートさんのサクラの木、「ロバート桜」と呼ばれるようになりました。

「武蔵野珈琲店」はコンビニの前のビルの2階にあります。この通りを公園方向に進み、右回りに池沿いに進むと「ロバート桜」と出会えます
「武蔵野珈琲店」はコンビニの前のビルの2階にあります。この通りを公園方向に進み、右回りに池沿いに進むと「ロバート桜」と出会えます

 一番早く咲く「ロバート桜」の場所は、武蔵野珈琲店からまっすぐ公園に向い、橋を渡らずに右側に池沿いに進みます。お茶の水の湧き水を過ぎると、右側が斜面になり上の方が梅園になっているすぐ先に茶店があります。
 その池の前に小さな噴水があるんですが、「ロバート桜」はその前です。根元に近い部分で、大きく2つに木が分かれているので、すぐにわかると思います。

【井の頭公園で一番早く咲くサクラ Photo Guide】
シーズンには井の頭池全体がピンク色に染まります 名水100選にもなった、お茶の水の湧き水です
シーズンには井の頭池全体がピンク色に染まります 名水100選にもなった、お茶の水の湧き水です
カレーもある茶店の近くに「ロバート桜」があります さらに進むと、おみくじのある弁財天があります
カレーもある茶店の近くに「ロバート桜」があります さらに進むと、おみくじのある弁財天があります
マスターの入れるコーヒーは肌理の細かい泡がふっくらと盛り上がってきます

がっちりとした大きな幹から、水面に大きく枝を張り出している「ロバート桜」です。池には噴水があり、その後ろには弁財天が見えます。サクラは、あっという間に咲き、あっという間に散ってしまう潔さですが、芸術が爆発する岡本太郎さんの母として知られる、岡本かの子さんの短歌に激しさと優しさの同居した素敵な歌があります
「桜ばな いのち一ぱいに咲くからに 生命(いのち)をかけて わが眺めたり」

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