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カフェ・グレコ(イタリア・ローマ)

 ローマのスペイン広場で、もっとも有名なカフェといえば、やはり「アンティーコ・カフェ・グレコ」。イタリア文科省から重要文化財にも指定されている、1760年創業のカフェです。
 シューベルトが曲をつけた「冬の旅」のウィルヘルム・ミュラーが足を運び、ゲーテも通ったという名門カフェです。メンデルスゾーンがベルリオーズと知りあったのも「カフェ・グレコ」です。オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」で知られる、スペイン階段の下にあるコンドッティ通りに面しています。入り口を入ってバリスタに案内された席は、古城の城塞のようなものが描かれたあまり大きくない画が飾られている場所でした。

スペイン広場最古の
カフェ カフェ・グレコ

 スペイン階段を降りてきたせいか、喉が乾き「カフェ・グレコ」での最初の1杯はビールになってしまいました。
 壁の至る所に画が飾られ、それを1つ1つ丁寧に見ている人もいましたが、私にとっては画より「1杯のビール」のほうが魅力的で、あっというまにグラスが空になってしまいました。

「ローマの休日」でも有名になったスペイン階段です。私は上から降りてきて、スペイン広場にたどり着きました
「ローマの休日」でも有名になったスペイン階段です。私は上から降りてきて、スペイン広場にたどり着きました

 一息ついたところで、次にアイリッシュコーヒーを注文しました。もともと、どのカフェにいってもたいていはアイリッシュコーヒーを飲んでみます。
 自分の作るアイリッシュコーヒーとの違いも興味がありますし。、どんなグラスで出てくるのかも楽しみです。私の店でも、今のグラスにたどり着くまでは、少し時間がかかりました。アイリッシュコーヒーに適した耐熱性のある薄いグラスがなかなか見つからなかったためです。

スペイン広場です。この一角に「カフェグレコ」があります
スペイン広場です。この一角に「カフェグレコ」があります

 オレンジ色をあしらったよく知られている、「カフェ・グレコ」の皿にアイリッシュコーヒーが乗せられて出てきました。上に乗っているクリームの量がたっぷりです。かき回さずに、そっと飲んでみると、「うーん、イタリアのアイリッシュコーヒーも美味しい」と納得。さすがに1760年創業の老舗です。さらに驚いたのが価格です。11ユーロですから、1ユーロ130円ぐらいだと1500円近い値段になってしまいます。

最初の1杯はビールをいただきました
最初の1杯はビールをいただきました

 「読書について」「知性に付いて」の著作で知られる哲学者のショウペンハウアーも「カフェ・グレコ」に通った1人です。
 「世の非礼なる翻訳者たちよ、世の文を改悪するべからず」と書いていますが、「非礼なる、観光人よ。世の愛したグレコの魅力を稚拙に書くべからず」という声が聞こえてきそうです。

【カフェ・グレコ(イタリア・ローマ) Photo Guide】
カフェグレコの入り口です。老舗を感じさせる落ち着いた造りです 部屋がいくつもに別れています。案内されて、席につきました
カフェグレコの入り口です。老舗を感じさせる落ち着いた造りです 部屋がいくつもに別れています。案内されて、席につきました
店内の至る所に画が飾られています。風景画が多いようです 1枚1枚の画を丁寧に見ているのは、私と同じ観光客のようです
店内の至る所に画が飾られています。風景画が多いようです 1枚1枚の画を丁寧に見ているのは、私と同じ観光客のようです
中央写真

クリームがたっぷり乗った「カフェグレコ」のアイリッシュコーヒーです。ナッツが付いてきました。クリームの甘さもほどほどでした

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