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広場とカフェ‐南フランスA(エクス・アン・プロヴァンス)

 私が南フランスのエクス・アン・プロヴァンスに行ったのは9月の末でした。日本ではそろそろ残暑も終わり、早い年なら秋の足音が聞こえてきそうな頃です。
 それでもエクス・アン・プロヴァンスは暖かく、半袖でも歩けるほどでした。もちろん一年中陽気なアメリカ人観光客たちはノースリーブでした。バスの中からでしたが、「近代絵画の父」として知られるこの街で生れたセザンヌ(1839-1906年)が好んで描いた、サント・ヴィクトワール山が真っ青な空をバックによく見えました。街中のいたるところにプラタナスが植えられ、そのままでも美しい街並みをさらに美しく見せていたのが印象に残りました。

南フランス エクス・アン・プロヴァンスの広場

 パリのサン・ジェルマン・デ・プレのプラタナスの並木道も見事ですが、エクス・アン・プロヴァンスの街のプラタナスの美しさも際立っています。
 9月でもノースリーブや半袖で歩けるほどの日光の強さが、プラタナスの葉の間から落ち、街全体を柔らかい雰囲気で包みこんでいます。
 樹齢が500年とも言われる、ミラボー通りのプラタナスの並木道を歩いてみましたが、早く歩くのがもったいないような心地よい気分になりました。ふとすれ違う女性を見ると、若い娘さんたちはどの娘もフランス人形のような美しさです。

エクス・アン・プロヴァンスの街の名は、ローマ時代に将軍のセクチウスが「セクチウスの水」(アクアエ・セクスチアエ)と呼んだことに由来します。湧き水が多く、街には100を超す噴水や泉があると言われています
エクス・アン・プロヴァンスの街の名は、ローマ時代に将軍のセクチウスが「セクチウスの水」(アクアエ・セクスチアエ)と呼んだことに由来します。湧き水が多く、街には100を超す噴水や泉があると言われています

 エクス・アン・プロヴァンスの最も賑やかな観光シーズンは6月末から7月にかけてです。この時期にはオペラを中心にしたエクス=アン=プロヴァンス国際音楽祭が毎年開かれています。
 そういった文化とエクス大学があるせいか、カフェも街中のいたるところにあります。コーヒーを飲みながら本を読んでいる女性やのんびりとくつろいでいる年配の方など、私の住む東洋のせわしない国と違いどこかにゆとりがあるのを感じてしまいます。

街中のお菓子屋さんをのぞいてみました。「CASTEL GANACHE」というチョコレートのケーキが2.3ユーロ、「BOURN ALOUE」というフルーツの乗ったパイ風のケーキが2.1ユーロでした
街中のお菓子屋さんをのぞいてみました。「CASTEL GANACHE」というチョコレートのケーキが2.3ユーロ、「BOURN ALOUE」というフルーツの乗ったパイ風のケーキが2.1ユーロでした

 歩いているとケーキを売っている店があったので、ウインドウを見てみました。パン屋さんをのぞいたときには、パンの値段の高さに驚きましたが、ケーキ類はなぜかそれほど高くありませんでした。
 ただ、日本のケーキほど細かい見栄えを気にしないようで、ショコラのようなケーキなどは切り口が斜めになっていたりしてちょっと笑えました。これもフランス人気質といえるのかもしれません。

【広場とカフェ(エクス・アン・プロヴァンス) Photo Guide】
セザンヌが死の間際まで書き続けたと伝えられるサント・ヴィクトワール山です エクス・アン・プロヴァンスの街です。「エクス」と呼ばれることも多いようです
セザンヌが死の間際まで書き続けたと伝えられるサント・ヴィクトワール山です エクス・アン・プロヴァンスの街です。「エクス」と呼ばれることも多いようです
サン・ソヴォール大聖堂です。古い部分は2世紀とも5世紀とも言われています。イタリアの大聖堂とは塔の造りや窓がだいぶ違いますね 市庁舎や劇場がある時計台広場のカフェです。街の中には教会や修道院などの古い建物もたくさん残っています
サン・ソヴォール大聖堂です。古い部分は2世紀とも5世紀とも言われています。イタリアの大聖堂とは塔の造りや窓がだいぶ違いますね 旧市街の市場です。カラフルなテントの下で、食料品や花が売られています。観光客にとっても楽しい雰囲気です
ド・ゴール広場のミラボー通り沿いにあるカフェです。テントには「LE EFSTIVAL」の文字が書かれていました やはりミラボー通りのカフェです。こちらは「Bistro Romain」でウエイターが忙しそうに注文をとっていました
ド・ゴール広場のミラボー通り沿いにあるカフェです。テントには「LE EFSTIVAL」の文字が書かれていました やはりミラボー通りのカフェです。こちらは「Bistro Romain」でウエイターが忙しそうに注文をとっていました
中央写真

2人の美しい女性がお茶を楽しんでいる前を、これまたフランス人形のように美しい女性が歩いていきます。2人の女性が腰をかけているイスの背の部分のデザインが変わってますね。カフェやレストランでなどよく使われている木を美しい曲線にしたイスをつくる技術は、ドイツ人のミヒャエル・トーネットが1819年に考え出しました。木を蒸して柔らかくするのだそうです。

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